もともとJB64にオイルキャッチチャックをつける予定はありませんでしたが、エンジンとエアクリーナーを繋いでた透明ホースの汚れがあまりに酷く恐怖を感じたため装着しました。
なお、ハイブリッジファーストのオイルキャッチタンクはJB64専用ステーが付属されているため取り付けがカンタンでした。
取り付け場所については、間もなく発売となる同社のエアクリーナーキット(遮熱板有りで前方につくらしい)の装着にも配慮されてるようです。(これ超重要ですね。)
(オイルキャッチタンク装着時のJB64の年数・距離)
- 納車から1年10ヶ月
- 走行距離は18,500km
↓ 詳細やレビューは楽天の商品ページも参考になりましたよ。
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楽天にあるハイブリッジファーストさんのページにて36,300円で購入しました。
たまたま在庫があり即発送してくれたのでポチってから2日後には装着完了しました。
オイルキャッチタンク利用前のブローバイガスによる汚れ具合
我が家はトラストのエアクリーナーに変更していますがその際に付属していた透明ホースでエンジンとエアクリーナーを繋いでました。(取説どおり)
そして1万キロちょっと利用した透明ホースの汚れは以下画像のとおりです。
飴色に黄ばんでますがもともとは透明でした。。
エンジン側の接続部分の湿り具合が衝撃的でこれで「タンク付けなきゃ」となったわけです。
上画像はすでに数日前に拭き取ったあとのものなので濡れてる感じはありませんが油分で湿った形跡はありますね。
ちなみに左側の低い箇所は拭き抜かっていたため少し溜まってますね。
数ヶ月でここまでなるわけではありませんがそれでも気持ちの良いものではありませんよね。(1年以上は拭いてなかったです)
ジムニーJB64にハイブリッジファーストのオイルキャッチタンクを付けた手順
※素人(私)が取り付けしたため画像を参考にされる方は自己責任でお願いします。購入品の取説を参考にしましょう。
1,ABS装置の後方にステーを取り付け
エンジンルームを前から見て右奥角の空間が「ABS装置の後方」に位置します。赤丸でかこってるボルト1本を利用してここにオイルキャッチタンク用のステーを取り付けます。
12ミリの工具で緩めていったん抜き取ります。
抜き取ったボルトを使いオイルキャッチタンクのステーを固定します。抜いた穴に再びボルトを締め込みます。
2,ステーにオイルキャッチタンクを取り付け
ステーがついたら次はオイルキャッチタンクをボルト2本で固定します。
狭いところでボルト2本を使うので落とさないよう注意してください。
私の場合、10ミリのスパナとメガネを使いましたがラチェットを使うとラクです。
なお、手前がステー(黒色)で奥がタンクという並びにしてます。(エンジンルームの他部品とタンクが接触するリスクがより低くなると判断したため。)
3,ホースのカットと接続
ハイブリッジファーストの取説には接続相手が書かれていました。
ちなみに、これはハイブリッジファースト製のオイルキャッチタンクの場合です。メーカーにより内部構造が異なるため他社品は安易にマネしないでください。
- ホースカットの前にまずはエンジン側にホースをつなぎます。
- オイルキャッチタンクの接続部の横で印をつける(長さが確実に測れる)
- 床など平らなところでホースをカットする(キレイに切るため)
- エンジン側とタンクのIN側を繋ぐ
- 残ったホースでエアクリーナー側とタンクのOUT側を繋ぐ
完成した姿がこちら。
付属のホースはゴムは厚みがあるのに抜き差ししやすい感じで柔らさもあり良品な感じでした。
最初、交換後の効果を目視したかったので透明ホースも検討しましたが、ホームセンターで物色したところ耐油と耐熱80℃ほどのホースは半透明なうえに1m2,000円ほどだったので今回は見送りました。
オイルキャッチタンク装着から5ヶ月後にホースを透明品に交換しました。(オイルキャッチタンクのOUTとエアクリをつなぐホースだけ)
→ ジムニーJB64 オイルキャッチタンクのホースを透明品に交換しました
どうせなら最初からホースは透明にしたほうが高額パーツの装着効果を目視できるようになるのでおすすめです。私みたいに後から交換すると二度手間です。
ジムニーJB64にハイブリッジファーストのオイルキャッチタンクを付けた感想(レビュー)
まだ装着して数日なので長期レビューは後日に追記予定です。
ひとまず装着後の走行フィーリングについて紹介しますと「なんとなくだけど燃費が向上したかも」です。あと気のせいかもしれませんが薄っすらとパワーアップしてるような感じもあります。
今までパワーロスしてたものが解消されたため燃費も向上したってことかもです。
ちなみに私のJB64はハイオク仕様で街乗り12.2km/1Lだったのが12.5kmになりました。(今後、長期検証します)
(燃費に影響しそうなカスタム済みのもの)
- ハイブリッジファーストのミニコンフルセット(設定2)
- トラストのエアクリーナー
- ピボットのスロコン(設定レスポンス5)
- 後部座席レス(軽量化)
- 背面タイヤレス(軽量化)
- ホイール DEENクロスカントリー(やや重い)
- 225/75R16 オープンカントリーMT(重い)
タイヤサイズ(外寸アップ)によるメーター誤差を考慮したら実際には13.5m/1Lくらいかもですね。
なぜジムニーJB64はオイルキャッチタンク装着がオススメなのか?
エンジンから出た(戻った?)ブローバイガス(水分やガソリンを含んだガス)がエンジンに入ると内部を痛める原因となります。
外気に排出すれば解決するわけですが環境への配慮のため(車検の都合も)エアクリーナーに戻さないといけないそうです。
そのため「水分やガソリンを含んだ悪質なガス」を再利用するという仕組みなわけです。
なお、JB74はブローバイガスの心配はない(ほぼ、ない)というのが各専門ショップの見解のようですがJB64はエンジン寿命やパワーロスを防ぐという意味でオイルキャッチタンクは強く推奨されているようです。
ガソリンが含まれたガスがエンジンに入るとオイルシールの寿命を縮めオイル漏れの原因を作るなどエンジントラブルの原因になるそうです。
たまに、他社製品のレビューで「オイルキャッチタンクを開ても全然溜まってなかった」という話もありますが・・・その場合は考えられるのは2つです。
- 大当たりな良質なエンジン?
- オイルキャッチタンクが仕事をしてない
オイルキャッチタンクの取り付けに透明なホースを使えばホースの汚れで仕事をしてるかどうかは確認できます。
JB64用オイルキャッチタンクをハイブリッジファースト製品にした理由
オイルキャッチタンクは他社の汎用品だと3,000円~1万円ちょっとで購入できますが、オイルキャッチタンクって単なる空タンクではなく内部は各社異なる構造をしているとか。
湿ったガスを「ガス」と「油分・水分」に分けるのが役割なので内部構造が安易なものだとタンクに貯まらず素通りしやすくなるようです。
ハイブリッジファーストのこの製品は透明ホースを利用して1,000km走行後のレビュー画像も公開されてますがタンク排出側の透明ホースはきれいなままでした。これが購入の決め手でした。
あと、同社のミニコンフルセットを入れてることや間もなく発売される同社のエアクリキット(遮熱板付きかも)の装着を邪魔しない製品というのも選んだ理由に含まれます。
あ・・・、ちなみに来月には同社のチャンバーも届く予定です。
はい、気づいたら完全にハイブリッジファースト信者になってましたw
ハイブリッジファーストの大嶋社長のコンセプトとして「当社の製品で統一する前提で開発されてる」そうなので本領発揮されるよう揃えることにしたわけです。
余談ですが、チャンバーについても装着位置や容量や個数など全てデータをもとに現在の商品となっているそうです。チャンバーは1個だけ装着するのが最もパワーが出るという話もYOU TUBEで拝見しました。
ジムニーJB64にオイルキャッチタンク(ハイブリッジファースト)装着 まとめ
- エアクリーナーが純正・社外の両方OKな貴重なオイルキャッチタンク
- エンジンとエアクリーナーの接続部分に濡れがあったので装着を決めた
- エンジンをいたわる意味では誰しも装着して損はない
- JB64はブローバイガスが多いので付けた方が安心
- ハイブリッジファースト製品は高額だけどその価値はあると判断
- 思ったよりも軽くて嬉しかった
- (余談)ハイブリッジファースト製品なら不要時にも高く売れる(たぶん)
- オイルキャッチタンクの内部は単なる空洞じゃない(らしい)
- 内部構造はメーカーごとに異なる
- オイルキャッチタンクの相場は1万円台
- 安いタンクは激重だったりバリがあったり性能も不明
⇛ (楽天)JB64用ハイブリッジファースト オイルキャッチタンク
今後、タンクの外側についてる小径ホースを確認しタンクに溜まっている量と色を確認できたら追記する予定です。
ちなみにハイブリッジファーストのオイルキャッチタンクはJB74用が別にあり64用より安いです。⇛ 〈JB74用〉オイルキャッチタンク
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