新型ジムニーのカスタムはどこからやるか?納車までが長いのでわりとのんびりと悩まれる方も多いですが私の苦い経験から納車連絡より前にカスタム内容は決めておくことをおすすめします。
できればカスタムパーツは納車前に届いてるくらいが理想的です。
そこで今回は私の納車後の苦いカスタム経験をもとにどこからカスタムすると幸せなジムニーライフがおくれるか理由も合わせてご紹介します。
新型ジムニーのカスタムを皆はどこからやってるか調査してみた
【新型ジムニーのカスタム トレンド】
カスタムの優先順位は人それぞれですが、インスタでフォローしていただいてる3,500人以上のオーナーさんを拝見したところタイヤ交換が最も多い印象です。
- ノーマルタイヤからホワイトレターのタイヤに交換するのがトレンド
- JB64の定番はTOYOオープンカントリーRT ホワイトレター
私もオープンカントリーRTのホワイトレター&ホイール(ディーン クロスカントリー)組み合わせで交換してます。(現在はオープンカントリーMTをはいてます。)
私は1インチアップに225サイズのMTタイヤを装着してますがこれだと助手席側の牽引フックとタイヤはハンドルを右全開にきった際にタイヤとフックの隙間が1センチと非常に狭いです。
河原など揺れの激しい場所ではハンドルを全開に切らなくてもタイヤが擦れることがあります。なので225サイズのMTタイヤは最低でも2インチは上げた方が無難かと思います。
最初はRTを履いていたのでRTとMTの両方を経験しています。それから言えることは、RTの方が車が軽く走る!自分でスペアタイヤ交換をするにはMTタイヤだと重さと大きさから女性には難しい!って感じです。私は迫力重視でMT派です!
【JB64が知っておきたいタイヤサイズの注意点】
・TOYOオープンカントリーRT 185/85 はノーマル車高でもフロントバンパーの一部カットをすればOK
・TOYOオープンカントリーMTの225サイズやBFグッドリッチ等は車高を2インチ上げないとハンドルを全開に切った時に車体(特に牽引フック)に干渉することがある。無難なのは3インチUP。
新型ジムニーのカスタムどこからやるか?パーツ納期が超重要
新型ジムニーのカスタムは、どこからやるか?この決め手は1つで、ずばり納期が長い人気パーツから先にカスタム(注文)するべき(しておくべき)です。
いつでもすぐに欲しいパーツが手に入るなら、やりたいカスタムから自由にやっていけばいいだけですが、新型ジムニーのパーツは数ヶ月待ちなどざらです。
とくに、ジムニー用のタイヤ(ホワイトレター系)や人気メーカーのバンパーは納期未定のものが多いんです。
例えば、入荷まで半年待ちのタイヤホイールの注文を半年後に回してしまうと、カスタムできるのは1年後になります。これが新型ジムニーの恐ろしいところです。
ちなみに、2022年11月現在でもっとも納期が長いジムニーカスタムのパーツはハイブリッジファースト(京都にある人気カスタムショップ)さんのチャンバーかと思われます。今は注文もできない状況で、先に注文してた人でも「1年数ヶ月前に注文したのがやっと届いた」なんて声もあるくらいです。ここのミニコンとチャンバーはセットで人気がありますが私もミニコンしか装着できていない状態です。
新型ジムニー カスタムを納車2年(2万キロ走行)の今聞かれたら?
最初にこの記事を書いてから2年が過ぎ2万キロを超える走行距離になった今、もう1回新車のジムニーに買い替えたら何からカスタムするか?とふと考えてみました。
やはりタイヤホイールは最初に交換したいのでそこは変わりませんが、同時に交換したいのは足回り(ショック)です。
2023年の夏にノーマルショックから以下のKYBのショックに交換して「なんでいままでノーマルショックでいたんだろう」とショックで膝から崩れ落ちたからです。遠出なんかもめちゃ快適になります。
これです⇛ KYBのNEW SR MC(JB64とJB74は同品になります)
ノーマルの足回り(ショックとバネ)は柔らか過ぎるため路面状況が悪い道だと揺れが大きくなり対向車に寄っていくことなんて日常茶飯事です。
ごく普通に運転していても突然の路面変化で大きく影響を受けて危険を感じます。
私の場合は納車されてわりとすぐにシーエルリンクの1インチUPサス(バネ)に交換したので多少はふらつきが抑えられてはいましたが、ショックはノーマルのままだったので路面のうねりなどではハンドルを握る手に力が入る日々でした。
そこでKYBのNEW SR MCという比較的に安価(約5万円)な製品に交換してみたところ、激しい横揺れや長引く揺れが半減して運転がラクになりました。
⇛ ジムニーJB64の揺れ対策にKYBのショックに交換!その効果は?
1インチのままで乗るか2インチまで上げるか決まったらアームごと交換する30万円くらいの予算で足回り交換するつもりでしたが、乗り降りを考えて今だに2インチ化を迷っててバネしか交換してなかったんです。でもついに揺れに限界を感じてひとまずKYBに交換したって経緯なんです。
減衰調整がついていないシンプルな製品なので荷物を満載される方なんかは以下のショウワガレージのショック(1インチアップ用のバネも必要)の方が無難だと思いますが安価に抑えたい人にはKYBのはおすすめです。
⇛ ショウワガレージ 1インチアップ用 X-SHOCK ジムニーJB64,JB74用 1台分セット
(なぜ減衰調整が良いのか?)
減衰調整があればリヤの重さが増した時でも快適な乗り心地を維持できるからです。
リヤに荷物満載すれば縦や横の揺れが増幅します。日頃はスペアタイヤレスの人がMTタイヤで組んだスペアタイヤ(女性1人では持てないほどの重さ)を背負う場合も同じく縦横の揺れが増幅してしまいます。
そんな時、減衰調整式だとダイヤルを回すだけで脚の動きを固くできるので踏ん張りが効くようになり運転がラクになるんです。
ちなみにKYBのレビューはどこを見ても良いし、レーサーの脇阪寿一さんが家族のJB64をこのKYB製品に交換して満足されていた動画も拝見していたので「間違いない」と確信していました。
わずか5万円弱であのふらついて危険なJB64(74もほぼ同じ)がわりとしゃきっと走るようになり、ハンドルを握りっぱなしにする緊張感からも開放されてとにかくラクになりました。
なので、見た目を優先するならタイヤ・ホイールからカスタムを行い、運転の快適さを優先するならショック交換(車高上げないならバネはノーマルのままで大丈夫。)がオススメです。
いずれ有名ショップの足回りに交換する人でも迷ってるうちに1年や2年は乗ってしまうこともあるので(私)、とりあえず5万円くらいならKYBのショックを入れておいた方が、体への負担(腰や首)や同乗者の車酔いの対策ができるのでおすすめです。
(ちなみに)
ヘッドライト横のウインカーをLED化するならパーツ購入の前に必ず以下の記事は読んでおいてください。
↓LED化後にハイフラで困った話と対策に成功した話です。
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